承認欲求の骨

総合的な言語感覚を磨く練習です。

よりぬきzig4月号(2022)

 

金髪、ピアスが大丈夫な企業が増えたのだな、と思う。

 

墓場の桜が一番綺麗。

 

好きな銘柄は、ソブラニー。

2022.4.1

 

 

大きな破家蛤を捌いて刺身にした。女性器を解体しているような感じがした。

2022.4.2

 

 

自分の一番好きなことを、続けられるペースですればいい。

2022.4.3

 

 

ティラピア釜飯、姫サザエの酒蒸し。

2022.4.4

 

 

少しでも楽をしようとするジジイのツケが回ってくる。

 

言葉にして発信するほどのことでもないと懐手し始めるのは結構です。ただあなたの胸にある一物が、偶さか作物に転じたらば、どうか聞かせてください。手段はどうだって構いませんから。

2022.4.11

 

 

同一性、信義に関わる仕事のミスをして基底欠損です。

 

自己受容が下がっている。「この仕事向いてない」みたいなありふれた凡庸な自動思考文が脳内に浮かぶ。糞食らえ。

2022.4.12

 

 

仕事の予定があまりにも増えすぎて、目の前に靄がかかっているような感じ。何も手につかない。 

 

私はそんなに働きたくない。

 

心の底から私のことをバカにしている職場の人が、本当に腹の底から私の今までのここに至るまでの経緯を本当に軽蔑しているということを非常に特殊で狡猾な手段を用いて私に伝えてきた。大いなる精神的ダメージを与えられた。

 

不条理だが尚行かんの悪役を身銭を切って引き受けているのだという顔をした完全に演技のピエロ、クソ野郎。そんな頭の湧いた元インテリ40代を敵に回した。クソだが、彼が上手過ぎて、毎回負けて精神をおかしくされる。吐き気がする。

 

思想をもってやってきたつもりが、逆にボロボロにされる。全部分かった上で知性の多寡で競るのに上手いやつがいる。

 

結局、私を本当の意味で咎められるようなメンターは完全に居なくなって、薄笑いの中で、心底軽蔑されて終わっていく。クソ野郎どもに私の腐った腹わたを啄まれていく。それを看過しながら何をしているかというと、何もしていないのである。ただ、死んでいくだけ。

2022.4.13

 

 

職場を支配する資本、ダイナミズムのスケールに、どのようにして自分の身体と精神を嵌め込むか。

 

「楽をしたい。しかし、そこそこ稼ぎたい」という欲望が、独特の中途半端なところまで進んでぐらついて、それに束縛される形で人生が出来上がっていっていること。このことに1日のうち22時間くらい囚われている。夢にも見る。

 

キチガイの電波構文にビートつけても何も熱量が発生せず寒いだけだが、本当のアーティストは筆先から煙を擦り上げる名人芸をもっている。背骨や筋肉みたいな感じがある。

2022.4.14

 

 

産業廃棄物処理のダンプが、クラクションを鳴らして本当に強引に割り込みをしてきた。それがお前の生き様か。

2022.4.16

 

 

子が、乳歯を生え揃え、ものを言うようになったことに対する感慨。

2022.4.19

 

 

すいません、申し訳ないです、とか適当に言いながら、欲望を走らせる。

2022.4.20

 

 

男梅サワー。梅、というより、紫蘇。

2022.4.21

 

 

社会では「それは言いっこなしよ」ということになっているあらゆる事柄の一つ一つに傷付くも、全部無かったことにされる。大丈夫じゃない人の方を異常だと見做した方が回るからという理由で。

 

中途採用で来た40代のつるっとした顔の人が恐らく私を憎んでいる。まただ。またこのステージに入った。色々あった糞ロスジェネに疎まれ攻撃される。

 

20代のうちに、もっと試練的に経験すべき業というものがたくさんあったのだろうと気付かされる。ある地点で、子育ての道に逃げたのかも知れない。仕事の道は向いてないから。

 

公共的な人になろうとして慎重になるも、結局どこかで尖って孤立してしまう。

2022.4.26

 

 

最近の読書。悪口と分析の親和性という内容。悪口は分析であり、分析は悪口である。何かを嫌おうとする視座は、その何かに対する拭い去れない如実な関心を表している。

 

過剰なものに憧れることを、未だにいいことだと思っていることの、その執拗さの裏にある何か。自己の成長と、それに関わった他人との間に生じた違和感。そのそれらを超えようとする欲望。

2022.4.28