2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧
補聴器をdisconectする。 その描写に、そのまま現代人の憔悴と鬱散を思う。 そこには、 「存在論的ささくれ感」 がある。 「今、こうして私が生きている世界が確かにあって、そこにアクセスできている」というような確かな存在感。 それが、他者によって遮断…
ミスチルを若い頃聴いていて、そのまま聴いてる40代の人々、ほんとに厄介だ。 2020.6.1 これはもう透明少女です外。 2020.6.2 毎日、準備しかしていない気分で労働。これ、レヴィナス的。 ハラリの知性では、人類はこれからホモデウスになるのだけれど、確か…
映画考察、5回目は、ポン・ジュノ[韓国]1969〜『パラサイト 半地下の家族』(2019)です。 舞台は現代韓国。内職で生計を立てるスラム街の四人家族が、身分を詐称し、裕福な家庭のもとで、家庭教師や家政婦として"寄生する"というお話です。 「韓国格差社会」…